精神疾患を抱えたことから学んだこと
社会人1年目の後半から、死にたいと思うようになり、適応障害になってしまいました。
私はこの経験を持ってして、私の考え方が間違っていたと気付かされました。
それは何よりも健康が大事であることでした。
病気になる前の自分は、我慢して働いて、資産を形成してFIREしてやるということばかりを考えていました。
しかしながら、我慢が限界を越え、適応障害(のちに不安障害)になってしまいました。
私はずっと努力しない人間はダメな人間だと教わり、それを信仰して、FIREのために今、必死で働くことが第一だと思っていました。
しかし、今になってそれは間違いであると分かりました。
最優先すべきは健康であり、FIREを目指すことよりも健康が大切だと気づきました。
そして、通院時に医師から教わったことは、「自分は弱い人間、他者より劣った人間であるかもしれないが、それが自分が死ぬべき人間である理由にはならない」ということでした。
私はこの言葉を受けて、とても清々しい気持ちになれました。
理由は、多くを求めない低欲望生活(月3万円)をすることが許された気持ちになれたからです。
社会はいつも厳しく、たくさん働かなければ、死ぬ物狂いで頑張らなければ許されないと思っていました。
しかし、怠惰であることと、健康を守るために働く時間をセーブすることはイコールではないと思えるようになったことが進歩だったと思います。
最後に
昨今ではうつ病の原因についての研究も進められ、ウイルスの遺伝子がうつ病の原因とわかってきました。
その為、私の病気(適応障害、不安障害)も将来になれば研究が進み、「貴方個人のせいではない」と研究者、医師から言っていただけるかもしれません。
そうなる日が来たら嬉しいなと思っています。
また、FIREについては、今の資産運用が年利4%、24年続いてくれれば、25年後以降は4%ルールで生活できるなと思ったので、多少運任せにしてFIREを目指そうと思っています。