暴落を食らった時の自分へ

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今回は、自分が株価暴落によって含み損を出した時に読んでほしい内容を書きました。

 

1. アメリカは先進国で唯一人口が増える

今まで、急成長を遂げた会社は、軒並み人口が増加するとともに国が成長しています。

 

日本も人口が増加し、大量の労働者によって製造業を行い、戦後50年で世界各国のGDPトップ3に入る国にまで成長したように、人口増加は、国の成長の礎となるものです。

 

また、他の考え方としては、人生の最大の支出は、マイホームの購入であり、購入する人間の大半は30歳から50歳あたりであるため、その世代が多いと、国内に回る資本が多くなり、その国の株価が上昇するというものもあります。

 

もちろん、このマイホームの購入に当たって、より一層仕事を頑張る従業員がいることも国の成長の礎になっているのかもしれません。

 

つまり、国の人口が増加するかどうかは、国の成長の礎として極めて大きな影響を持っています。

 

2. 株式市場の成長は、人間の豊かになりたいという欲求から生まれる。

 

私が行なっている米国株式投資を含めて、株価が長期的には上昇すると考えられる理由は、人間の原始的な欲求である豊かになりたいという想いが原動力にあるからです。

 

広い家に住みたい、高級車に乗って彼女に自慢したい、子供にしっかりとした教育を受けさせてあげたいなどといった、豊かな暮らしを享受したいが為に、従業員は仕事を頑張り、社長は利益の最大化によって沢山の報酬を得る為に従業員を上手く配置します。

 

つまり、子供の為に必死に働く従業員に、とてつもなく多動で優秀な経営者が仕事を割り振っている組織が株式会社です。

 

一時的には、会社の大口顧客を失って、赤字に転落することがあり、株価が暴落することもあるかもしれません。

 

しかし、従業員や経営者は、逆境に立たされた時に、その優秀さを遺憾なく発揮して、S&P500銘柄の大半は復活します。

 

私は、世界トップクラスの能力を持ったS&P500銘柄の会社の経営者と従業員を信じています。

 

3. 米国の軍事力は世界トップ

軍事力はいつの時代も国の豊かさを守る上で大切なものです。

 

人間は、2000年以上前から豊かな暮らしを求めて争いをし、第二次世界大戦によって、世界を取り仕切る国連の議長国を決めました。

 

そして、今もなお、先進国は、豊かではない国から戦争に合い、自国を侵略され、国民が貧乏にならないよう、自国を守る武器を開発し続けています。

 

つまり、自国の利益を守る上で軍事力は大切なのです。

 

何か国家間で交渉をしていく上でも、軍事力が劣っていて、侵略される可能性があれば、中々、強気に交渉することはできません。

 

ペリーの開国の時など、軍事力の差によって、不対等な条約を結んだ例は沢山あります。

 

軍事力についてアメリカがトップであることは、言うまでもないことでしょう。

 

自国の利益を守り、増やしていく上で、軍事力は切っても切り離せない大切なものなのです。

 

 

 

4.株主保護が行き届いている

最近、SONYが1000億円の自社株買いをしたことがニュースになっていましたが、これはアメリカでは普通のことです。

 

実際ここ10年でS&P500銘柄の会社は計4兆ドルを超える自社株買いをしています。

 

また、S&P500と米国GDPの推移は極めて近似しており、会社の利益を株主に還元してきた歴史を物語っています。

 

つまり、S&P500銘柄の会社は、株主に還元する意思を今までもこれからも行動で示してくれます。

 

※国際分散投資をしているが、米国株が自分のポートフォリオの半分以上を占めている為、米国を中心とした話をした。

 

5.ノーベル経済学賞によって裏付けされている

ノーベル賞は、当然ながら信憑性のない論文に対して与えられるようなものではない。

 

また、私自身がかつて研究者を夢見ていた時期があった為、多少なりともノーベル賞を受賞することの難しさと受賞する価値を理解しているつもりです。

 

なので、自分としてはおそらくノーベル経済学賞で裏付けされていることが、一番の暴落時の精神安定剤になるかなと思います。

 

 

最後に

この記事を書くに至った経緯は、投資家の一番の鬼門は、暴落時に含み損に耐えながら、積立投資を続けることが出来るかだと思ったからです。

 

将来の自分へ

含み損が怖いのはわかるが、投資を続けてくれ。そうすれば、老後の自分に絶対感謝されるはずだよ。